令和5年度若年性認知症セミナー in 鬼北
みなさんこんにちは。コーディネーターの横田です。
先日6月10日(土)鬼北町にて「みんな仲間!」
~豊かな理解と誰もが役割・生きがいを持って暮らせる地域を目指して~をテーマに
若年性認知症セミナーを開催しました。
今回は、共催という形で鬼北町さま、社会福祉法人旭川荘 旭川荘南愛媛病院さま
公益財団法人正光会宇和島病院認知症疾患医療センターさまのご協力の元、盛大にセミナーを開催することができました。
まずは、オープニングセレモニーとして鬼北町の太鼓集団魁さんの演奏からスタート!!
この太鼓の演奏はとにかく本格派!!太鼓からエナジーがあふれ出し、感覚を刺激する演奏が魂を揺さぶるようで鳥肌が立ちました!!とにかく凄かった!!
そして、なんとこの太鼓集団魁さんには、鬼北町の兵頭町長もメンバー!!ということで、
演奏後の余韻を残したまま、開会挨拶をして下さいました!!
とにかくカッコ良かった!!
会場の雰囲気が一気に温まった状態でまずは、若年性認知症支援コーディネーターの谷向先生からの報告。鬼北町と言えば鬼!!鬼にまつわるエピソードを交えながら、若年性認知症の現状についてお話して下さいました。
今回の来場者は約120人!!関係者を含めると150人近くの方が広見体育センターに集結!!会場の椅子が足りないほどでした!!
続いて認知症になっても「鬼に金棒」の町づくりを目指してと題し、鬼北町地域包括支援センターの中平氏からの報告!鬼北町の取り組みを発表して頂きました。様々な活動が充実していること、また心強いセンター職員がたくさんいるため、タイトルの通り認知症になっても鬼に金棒!!と感じました。
続いて「認知症疾患医療センターの役割と活動」と題し公益財団法人正光会宇和島病院認知症疾患医療センターの柴田氏からの報告。認知症疾患医療センターの役割や宇和島圏域で活動している、おれんじネットうわじまについて説明して頂きました!!
続いて、基調講演は「地域包括ケアと知らないと損する技術」~ユマニチュード実践~
と題し社会福祉法人旭川荘 旭川荘南愛媛病院の岡部院長先生からの講演!!
ユーモラスでとってもお話上手な岡部先生!!ユマニチュードの4つの柱である1見る2話す3触れる4立つことの援助を中心にお話頂きました。やはり、人としてのコミュニケーションをしっかりと図ることが安心につながるのだなと実感。認知症という枠を飛び越えて、日々の暮らしの中で人と人との繋がりの中でとても大切にしていきたい視点だと感じました。
そして、最後はパネルディスカッション!!鬼北在住の坪北ご夫妻が登壇されました。
ご主人が認知症を発症したときの様子や心情、その後の本人・妻の心の変化!様々な人やサービスと繋がってきた経緯!と現在の楽しみややりがい!そして、これからの野望!!奥様の地元である大好きな鬼北町で、人と人が繋がれる居場所を創りたい!!という熱い思いを語って下さいました!!
坪北ご夫妻の思いやエナジーが来場者に伝わるとても良いステージとなりました。
坪北ご夫妻ありがとうございました!!これからも応援しています!!
最後は、鬼北町ならではの鬼王丸が登場し終了時刻を告知してくれました♪
定刻通りにセミナーは終了!!
初の鬼北町開催でしたが、地元の関係機関の皆様の協力のおかげで、とても心温まる素敵なセミナーとなりました。本当にありがとうございました!!