お知らせ

2023.03.22

令和4年度若年性認知症セミナー「家族も当事者!」無事に終了しました!

こんにちは。ブログの投稿が随分空いてしまいました(;^_^A

コーディネーターの横田です。

 

令和5年3月18日(土)に会場&WEB同時で開催されたセミナーが無事に終了しました。

今回は「家族も当事者!」というテーマでセミナーを開催!会場、WEBともに約80名ずつ計160人の方々にご参加頂くことができました。

 

まずは、私横田からの活動報告。

 

基調講演は、鳥取県から認知症の人と家族の会鳥取県支部代表の吉野立様をお招きし鳥取県の先進的な取り組みや、吉野様自らの介護経験談を織り交ぜながらのお話でした。

介護家族も当事者であることや、家族も介護疲れを回避し、自分自身の日々の暮らしを大切にすることの重要性を訴えておられました。また、認知症ご本人や介護家族者もつどいのような場に出て人と出会うことで、新しい出会いや世界が広がっていくこともお話されました。会場の参加者からは大きく頷く様子がたくさんみられました。

 

報告ではオンライン参加で、香川県高松市より、さぬき介護友の会の森会寛昭氏からの調査報告でした。男性介護の特徴としては、ストレスを溜めやすく、孤立しやすい傾向にあること等、データを元に説明されました。

 

パネルディスカッションでは吉野様、森様、そして介護家族者として金森様、上枝様にも加わって頂き、谷向コーディネーターが座長として進行を担当しました。

 

金森さんは愛媛新聞のへんろ道に以前投稿された「記憶の葉っぱ」を朗読。会場からは、言葉一つ一つから発信されるエネルギーを受け、涙される方も多くおられました。→ちなみに、私も胸が熱くなり涙がでました( ノД`)

 

上枝さんからは、遠距離介護の経験や東京在住時に参加していたDカフェのお話、同じ境遇下の方と出会い、知識を増やすことで介護家族者として自分自身を受容できた経験等をお話されました。

また、質問タイムでは森さんの在宅介護(現在要介護5の妻と在宅生活中)をうまくこなしていく秘訣は??という質問に対して、森さんからは「自分自身の時間を楽しむこと!!」との回答でした。森さんは在宅介護の傍ら、趣味の自転車を楽しむ等自分の時間をとても大切にされているということでした。また、居住地域の周囲の人にも奥様が認知症であることをオープンにしており、助け合える環境にしているとのこと。

今回のパネルディスカッションでは多くの刺激や感動溢れるヒトトキとなりました。

 

演者の皆様、そして会場に足を運んでい頂いた参加者の皆様、WEB視聴頂いた皆様、またセミナーを一緒に創り上げて頂いた関係者、ボランティアの皆様本当にありがとうございました!!

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